働き出してから7年ほどたった頃。
小さい頃に思い描いていた理想の自分とは遠くかけ離れている自分に気づきながらも
慌ただしい毎日を理由に見て見ぬふりしていた日々。
なんとか変えたくて、少しでも理想に近づきたかった時のわたしが
方向転換をするきっかけとなったのが自分の「好き」と「得意」でした。

今振り返って見るとこれに気づけたから今の自分がある。

そう思うようになってからこの経験や感覚は誰かの役に立つのではないかと思い、
今日はこのテーマについて実際の体験談を交えながら綴ります。

自分探しという迷路に迷い込む

今でこそやっていて楽しい!と思える仕事をし、自分自身のことを少しずつ肯定できるようになりましたが、もともとは何をやっても中途半端。
いろんなことに興味はあるけれどちょっと手をつけては飽き、いつの間にかフェードアウト…
仕事も趣味もわたしはなんでこんなに物事が続かないんだろう…と本気で悩んだ時期もありました。

「好き」≒「得意」 違いを感じたきっかけ

20代前半の頃のわたしは、パソコンを使った仕事は絶対できない!
オフィスで一日中デスクに向かって仕事をするなんてつまらなすぎる!
接客が好きだし、サービス業の仕事をしよう!と決め、レストランや料理教室、営業の仕事をしていました。(その頃のわたしが、10年後パソコン一つで仕事をしている自分の姿は1mmも思い浮かんでいませんでした。)

接客の仕事は大変なこともたくさんありましたが、得られるものも大きくて大好きな仕事でした。
でも4年ほど経ってからふと、10年後も同じ仕事をしている自分の姿が想像できず、もし同じ仕事をしていたら嫌だな・・・という感情が湧き上がり一生サービス業は辛いかも…と思いはじめました。自分が好きと思えてライフスタイルが変わっても続けられる仕事はなんだろう…、と考え、オフィスワークもやってみようか、無理だったら戻って来ればいいし!という軽い感じでパソコンを使う仕事を始めました。(安直ですが、この頃の私はこれしか思い浮かぶ仕事がなかったのです・・・。)

キャリアを変えることは不安の方が大きかったですが、いざ始めてみると、
オフィスワークにキャリアチェンジしてからの方が自分の良さを再発見できる機会が多くあったのです。

当時の仕事内容は、資料を作成をしたり会議の段取りを考えたり必要なものを手配したり…という仕事を担当していたのですが
「この方が良いと思いますがどうしましょう?」
「○○用意しておきますか?」など
初めてのことだったのでいろんなことを先輩や上司に確認しながら進めていました。

聞きすぎてちょっとウザがられているかな…と心配にもなっていたのですが、
「よく気がつくね!」、「そんなこと聞いてくれたの初めてだよ!」と
評価してもらえる回数が断然増えたのです。

評価をしてもらえるとどんどんやる気も出て、(単純…!)
もっと貢献するにはどうしたらいいかな?
これしといたら喜んでくれるかな?と考えながら仕事をするようになり、
自分も楽しいし、相手も喜んでくれるし、相乗効果でどんどんいい方向へと向かって行きました。

そしてある時ふと、私の強みってこれなのかも…?と思うようになりました。
わたしにとっては当たり前のことでしたが、細かいところに気が付いたり上司や同僚とコミュニケーションを取りながら何を作りあげていく。なんの苦にも感じずにやっていることが実は誰にでも簡単にできることではないんだ、と気づいたのです。

そしてまだまだ勉強中ですが、何か伝えたいことやテーマについて情報収集をし、
どうしたら相手に届くか、興味を持ってもらえるか、耳を傾けてもらえるかを考えながら
資料作成したり構成を組み立てることがおもしろい!と自分が感じることに気がつくこともできました。

接客という好きなことだけにフォーカスしていた時よりも
得意なことをベースに好きなことが加わったことで
より喜んでもらえたり感謝してもらえるようになりました。

わたしの場合は、
得意なこと=情報収集や資料作成、ニーズを想像、イベントの運営
好きなこと=人と接すること でした。

さいごに

自分の「好き」はわかっていても「得意」ってなんだろう?とわからないこともあるはず。
自分で考えてみてもわからない時は、職場の人や友達・家族など身近な人によく言われる褒め言葉を思い出してみたり、思い切って自分から聞いてみるのもいいかもしれません。

今日のこの何気ないエピソードが誰かの気づきのきっかけになれれば嬉しいです。

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